前回の記事では、ロンドンにあるとんこつラーメン屋さんの「一風堂ロンドン」でした。
今回は、道路を挟んですぐ、ほとんど筋向かいの同じ福岡のとんこつラーメン「金田家」です。
全国的に名を知られているのは、「一風堂」です。
往年のテレビ番組「TVチャンピオン」の「ラーメン職人選手権」でも、一風堂の店主、河原氏は日本一になりました。
一方の金田家は、食べログ「福岡ベストラーメン2012」第1位や、「北九州ラーメンフェスティバル」でも2連覇をなした超人気店ですが、全国的には名が知られていません。
2009年に開業した福岡県の東の方の行橋市にあるラーメン屋さんです。
元競輪選手の金田氏が店主です。
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僅かの間に、香港にひき続いてロンドンに開店したのだから大したものです。
セントジャイルズに開店したと思ったら、すぐに通りを挟んだところに一風堂ロンドンが開店したものだからビックリしたと思います。
一風堂ロンドンが開店する前に、一風堂社長の河原氏がロンドン店に来た時、金田家の店主の方が、河原氏に挨拶に行った映像が日本のテレビで放送されました。
まあ、かたやラーメン店を日本全国はじめ世界に120店舗展開する大チェーンの一風堂、こちらはまだまだ駆け出しのラーメン屋さんですから、挨拶に行ったのでしょう。
それにしても、広いロンドンで向かい合わせにとんこつラーメン屋さんが並ばなくてもと思いますね。
ロンドンのもう一つあるとんこつラーメン店の昇竜は、ピカデリーの近くにあります。
私も、6月22日の夕方、金田家に出かけました。
6月18日には、一風堂ロンドンでラーメンを食べていましたので、今回は探す手間も省けました。
到着すると、すでに数人の行列ができていました。
一風堂ロンドンでは、行列ができていません。
もっとも、一風堂ロンドンは大箱店なので80席と客席も多いので、なかなか行列ができにくいのですが金田家は、一般的なラーメン屋サイズでそんなに大きくありません。
また、一風堂ロンドンの内装はおしゃれなカフェ風ですが、金田家はこれまた一般的なラーメン屋風情です。
しかし、人気は金田家が優っているように見えます。一風堂ロンドンに比べて、圧倒的に活気がありますし、絶対的な入店者数も金田家のほうが多いようです。
価格は、豚骨ラーメン一杯12ポンド、約2000円ですからほとんど差がありません。
メニューも、「オリジナルラーメン」「もやしラーメン」「チャーシューメン」とあり私はオリジナルラーメンを注文しました。
出てきたラーメンは、少し泡があるのが特徴です。
たしかに、一風堂ロンドンよりは美味しくいただきました。
ただ、当日のお客さんは、アジア人が多く、いわゆる白人の方など明らかに西欧人の方は少ない状況でした。